モノーキ
第2回「日本絶滅を救え!!」
 


 
オオタ「すいません、この漢字どう書くんでしたっけ?」
カワタ「あぁ!?そんな字も書けねぇのかよ。貸してみろ。ッタク」
カワタ「……」
オオタ「どうしたんですか?」
カワタ「忘れた」
オオタ「まったく口だけは大きいんだから、この人は」
カワタ「いいんだよ!!俺にはワープロがあるの、今の人類漢字が読めればいいんだよ」
オオタ「汚い字もごまかせますしね」
カワタ「ウッセェ!!」
タカハシ「ワープロだけに頼っているのも、かなり問題だぜ」
カワタ「どういうことだよ」
タカハシ「例えば、今みたいにワープロの無い環境だったらどうする?」
オオタ「一々、何かを書くためにパソコンやワープロを立ち上げるのも面倒ですしね」
オオタ「でも、最近本当に漢字をまともに読み書きできる人が減りましたよね。」
タカハシ「ま、まてよ・・・」
カワタ「何かわかったのか!?」
タカハシ「西暦2000年問題で最悪の事態はどう考えられている」
オオタ「えっと、コンピュータの停止によるそれから派生するいろいろな技術問題、経営問題、社会問題、それに電力などのインフラの断線等ですか」
タカハシ「それで、もし電力の供給がしばらく途切れたままだとワープロも使えなくなるよな。」
タカハシ「ワープロが使えないということは漢字能力の低下した我々ではまともな文章が書けない。」
タカハシ「そして、文章が書けないということは、文章が提供されず我々は文章を読むことができない!!」
オオタ・カワタ「…!!」
 

タカハシ「つまり、2000年問題によるコンピュータ環境の崩壊とともに
  日本人の知識レベルが大きく低下してしまう
                          !!
オオタ「ま、まさか… たかが2000年問題で…」
カワタ「日本が壊滅的打撃を受けてしまうのかよ…」
タカハシ「このままだと…、日本人は全てを忘れて原始時代のような状態に戻ってしまうかもしれない。」
 
        そして、全てを一からやり直すことになる。
 

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