モノーキ

赤鼻とインターネットの真実



00/11/11

真っ赤なお鼻のトナカイさんに
「暗い夜道に、おまえの鼻は役に立つのさ」
と、言ったサンタクロースは差別に値するのだろうか?

例えが失礼極まりないが、髪の毛の薄い方に言うのと同じ感覚で、
「おまえの鼻は暗いときでも明るくなるから役に立つんじゃない?ギャハハハ」
と言えば、差別になるし、
「君の鼻はたしかに赤いけど、その代わりその鼻が夜、明かりを灯してくれるんだ。これは他のトナカイにはできないことさ。次のクリスマスには君に先導してもらうよ。君がリーダーだ。」
と言えば、短所を長所として生かした例になるだろう。

ただ、良く考えれば赤い鼻は自ら発光しないと考えられるので、実は前者が赤鼻のトナカイの真実かもしれない。
月明かりを反射してという可能性も考えられるが、たかが鼻なので反射量はしれたものでしょう。

この問題の前者の部分を取り上げたダミー告発ページを作って、経過を観察したら面白いだろうな。
馬鹿な人権論者がまじで禁止しそう。


00/11/11

なんかドラマでインターネットの匿名性の恐怖を使ったドラマがやってたようだ。
内容はどうだったか知らないので触れない。

まぁ、匿名性を利用しての凶悪な個人攻撃などは、倫理的に認められる訳ではないが、
誰かが読んでくれているかもしれない文書を公開できるというのは良い。
実際、自分はそれをやってるしね。

で、そういう人を「現実世界では何も言えないくせに」と言って批判する人は多い。
が、現実世界で発言する価値のない言葉もある。
不特定多数と不確定少数に向けた言葉だ。

この下の日記の赤鼻トナカイ問題を、通常の人間との会話で取り込んで面白いと思われますか?
この日記を読んでくれている方は、ある程度は面白いと思ってくださっているのだろうが、
現実世界では多くの価値観を持っている人がいて、たいていの人は「何いってんの、こいつ?」という反応でしょう。
それに、会話に取り込むとしても、一般ピープルがドラマとスポーツと女の話をしているところのどこに赤鼻トナカイの問題を提案して議論できるのでしょうか?
赤鼻トナカイならまだましですが、「ガンダム世界におけるソフトウェアは、どのような構造になっていて、どのように開発を行ったのか?」という問題なぞ前提知識が多すぎて、わからない人は読み飛ばしてくれるWebじゃないと発表できません。
MSに関するそれなりに深い知識と、オブジェクト指向を含むプログラムの最新技術がわかる人はこの世に1000人いますか?
さらに深い議論するならば、軍事用ソフトウェアの深い知識も必要になりますが、そこまでいくと僕も付いて行けません。

ごめん。
僕は暗い人間なのでそんな豊かな会話術を持ってませんし、理解を拒む人に無理やり価値観を押し付ける疲れる作業はしたくありません。
この話題だって、普通の「現実世界に何も言えないくせに」にどういう意味があるのか考えたことも無い一般ピープルに語る自信はありません。
持ってたって、自分の考えたことがたかだかまわりにいた人数人しか聞いてもらえないより、興味のある人が検索エンジンで引っかかってくれるのを待ったほうが現実的じゃないですか。記録にも残るし。

自分が提案しているインターネット世界の大きな利点の一つは、普段は他に仲間がいることを知ることすらできないニッチ(絶対数が少ない)な人達が、物理的制約を超えて集合できることにあります。
現に「SD」「ガンダム」「フルカラー」「改造」が好きという4段階の超ニッチな趣味の人達はインターネットがなければ一生会うことはできなかったでしょう。ドット絵、MMRもしかり。

そういう普通の人には興味が持てない(価値がわからない)ニッチな話題はインターネットがあって初めて発言できるです。

そもそも、文章と会話というのを同じ言葉を使っているから同じ物。
と考えることが間違っているちは思いませんか?




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