モノーキ

誰のためのデザイン?書評



00/10/12

9月に買った本をいまだに読みつづけている。
通常自分は大量に本を買うと、読まずに積読になってしまうのだが、今回は長続きしている。
なんといってもきちんと選定して買ったからね。

現在、新曜社の「誰のためのデザイン?」という本を読んでいるが、これがなかなか面白い。
コンピュータのだけの本ではない(むしろ家電系)のだが、ユーザーインターフェースについての深い洞察にあふれている。
この手のことは結構勉強しているので、知っているといえば知ってることばかりだが、より明確にわかりやすく書かれている。
そして、この本のすごいところは応用範囲がむちゃくちゃ広いことだ。
今まで買ったほんの中で一番実用的といっても過言ではないだろう。

最近は「レベルの低い技術者のレベルを上げる、またはレベルの低い技術者をレベルが低くてもそれなりに仕事をこなせるようにする。」ということが研究テーマなので、
例えば
・言語、手法などに様様な手がかりを与えて学習曲線を短くする。
  (つまり言語、手法を一つのユーザーインターフェースとしてみる。)
という、もう少し具体的な視点(の一つ)にすぐにたどり着くことができる。

人間はミスを犯すものという視点に立って、ミスを犯さないデザインを心がける。
これだけを知っておくだけでも全てにおいて、違ってくるはずだ。

ひょいと探して見つけた参考ページ



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