モノーキ

真の国際化について


 
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自分は世界に飛び立てないローカルな人間なので、よくはわからないが、
「英語圏の人間は自己主張が強い(中略)だから自分も主張しろ(後略)」
などの発言は良く見かける。
確かに、一個人が外国に乗りこむなら、
「郷に入らば、郷に従え」という諺にもあるとおり、
相手の文化にあわせなければならないことがほとんどだろう。
 
しかし、それは相手にしても同様なのである。
日本に関するなんの研究もなしに入ってきて、
文化が違うと怒る外国人は、明らかに日本に対する差別意識丸だしなのである。
どんな状況下でも、日本人が外国人に合わせろというのは横暴以外の何物でもない。
 
同様に
「国際社会だから日本の文化は(後略)」
というのも、明らかにおかしい。
確かに、日本の文化は世界にとって違和感のある国がほとんどであろう。
日本人の悪いと思うところは謙虚に受けとめ改善する努力はすべきである。
だが、日本の文化にも良いところはたくさんあるし、
諸外国の文化も悪いところはたくさんある。
その日本の良いところは諸外国も謙虚に受けとめ改善する努力はすべきである。
 
つまり、どこの国の文化が悪い、だから改善しろ。
というのはただの圧力であって、何も解決はしない。
あそこの国の文化はここが素晴らしい。
だからそこのところは私達も見習って改善していこう。
という相手の良いところを吸収し改善して行くことが、
真の国際化だと私は思うのだが、いかがなものか?
 
日本人は謙虚過ぎて、なんでも自分達を悪くしてしまいがちである。
 
欧米の横暴な文化を真似したら、
「欧米人はわがまま過ぎる。てめーらはもっと日本文化を見習え」
となってしかるべきなのだが?
 

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