モノーキ

ユーザーインターフェース勉強のすすめない



00/11/5

ユーザインターフェースに関する勉強の非薦め

人間は知っていいことと、知って悪いことがある。ユーザインターフェースに関する知識も知って悪いことに入るだろう。
なぜなら、現代人の価値観として、「使い方を誤ったのは間違う人が悪い」という悪の価値観があるからだ。
そのため、ユーザインターフェースを勉強して、「ここはこうすべき。そうすれば覚えやすく誤りも減る」ということがわかるようになってしまうと、
必然的に物にあたる。
これが先ほどの価値観とあいまって、他人からは怒られる。

本当にそれでいいのか?人類。

極端な例え話を挙げよう。
新製品のCDプレイヤがあったとする。再生と停止ボタンがあるが、同じ形で何の印もついていない。
マニュアルには
「奇数日は左側のボタンが再生で右側が停止です。偶数日はその逆です」
と書いてある。
という架空の商品だ。

もし、これで操作を誤って、物に当り散らしてる人間がいても「マニュアル読まないのが悪い」
と、あなたは言えますか?

このボタンがCDプレイヤではなく、核のスイッチとトイレのスイッチであった場合、責任を負う人間は「間違えて核のスイッチを押してしまった人間」だと思いますか?
それよりも、こんな間違いやすい、理解に苦しむインターフェースを作った人の責任だと思いませんか?

人間は間違うことは当たり前。
であるからして、物を作る人達はそれを使いやすく作るのは当然のことです。

だから、自分よりも遥かに腕が未熟な人(プロ)が作ったデザインの道具を使わされて、怒っている人がいても、それはクソゲーつかまされて怒っている人と気持ちは同じなのです。
むしろ、われら消費者は当然の権利としてむしろ怒るべきなのです。



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