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可動範囲研究所「MGドム編」
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「肩編」:難易度「易」
まずは改造前と改造後の写真を見てみましょう。
左:改造後、右:改造前
あまり変わってないように見えるかもしれないが、若干肩が前に曲がるようになっています。
具体的にどこが改造されたのかというと、肩を接続するブロック状のパーツが胸のほうに引っ込むようにしたため、可動範囲が拡大しています。
可動範囲自体はさほど拡大しないが、肩アーマーのスイングか可能になるため、模型の表情はかなりアップします。
左:改造後、右:改造前
実際の改造は胸のF15パーツを切断することによって行います。
写真の赤い部分を切り離しましょう。
赤の太い部分は可動のクリアランスを確保するために、多めに切り取りましょう
接合ピンも除去しましょう。接合ピンが取れても、胸の部分の接続が強力なので問題ありません。
切断は真っ二つという単純なものではないので、難しいです。まずはピンの接合部を切り取り、ピンバイスで穴をあけて、そこを頼りにニッパーで切断するなど必要でしょう。
実際に加工前と加工後の写真を見てみよう
上:改造後、下:改造前
この改造で、可動は確保できます。
切り離したパーツを何もしないではめ込んでも、腕につっかえてくれるので落下しません。
ただ、それでは肩がひらいているときにも、このパーツが引っ込んだままになってしまうので、エレガントではありません。
だが、肩に連動する可動を作るのはとても難しいです
というわけで、誰にでもできる簡単手法をご紹介しましょう。
あるものを利用することにより簡単に解決できます。それは…
丸めたセロテープ
たったこれだけです。
これを肩のブロックが収まるパーツに、写真のように貼り付けます。
そして、その上から切り離したパーツを貼り付けます。
簡単に完成
これだけで、肩がひらいたときに、このパーツをセロテープの弾力が押し戻してくれます
超難しい連動可動がこれだけで実現です。しかも見栄えも悪くなりません。
実際につけてみた感じは写真のようになります。最大に広げると気持ち見えてしまいますが、ほとんど気にならない程度。
ちょっと難しいですが、ぜひ参考にしてください。
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