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モノーキ

フルカラーカスタム作品

ダークバイキングシリーズ



ダークバイキング「タキオン集積シールド装備」


完全な防御用兵器として、スカンジナビア王国が開発したダークバイキング専用装備。
膨大な電力と、大掛かりな装置が必要なために、バックパックは巨大化されている。

攻撃力は一切なく、機動力も最低に等しい。
しかし、この防御壁はビーム兵器、実弾兵器ともに完璧にシャットダウンすることが可能なため、移動できる絶対的な壁として運用される。
また、シールドのオン、オフが、一瞬で、なおかつ半円形に挟まれた球の1/4単位で可能なため、他のMSと通信を行いながら攻撃を行えば、こちらは実質壁をすり抜けて攻撃することができる。

前面にしかシールドを展開できないため、横や後ろに回られると致命的である。
そのため、数に圧倒的に劣るときには、ほぼ無力である。


ダークバイキング「強襲型砲撃戦仕様」


ユニウス条約により、厳しくMS数が制約されたスカンジナビア王国にとって、MSを実際の数以上に運用するには「MSを休ませている時間を少なくする」以外になかった。
そのため、MSを矢継ぎ早に戦地に送り込む必要があった。
そこで開発されたのが、この強襲型砲撃戦仕様パックである。

バックパックの変形による飛行形態の高速移動により、輸送にかかる手続き、物資、人員を大幅に減らすことができる。

本来の用途は、遠く離れた敵地に単独で侵攻を行うための装備であったため、武装が過剰に強化されている。
しかし、この点は単独で移動している際の護衛手段として役に立つことになる。
変形途中



ダークバイキング「タキオン集積加速装置装備」


設定:
スカンジナビア王国にとって、宇宙からの攻撃は脅威であった。
赤道から程遠いため、自国から宇宙へいける発射場を所有しておらず、宇宙への物資の輸送が困難なためである。(ここ参照

幸いに宇宙からの大きな攻撃は受けておらず、国内の防衛も大気圏内に侵入してきた段階で、迎撃を行えばよいという楽観論が国を支配していた。
しかし、ユニウス7落下事件の際、何もできなかったことから、軍内部でも宇宙に対する防衛能力の必要性を認識した。
そこで開発されたのが、この加速装置である。
赤道から離れていることもあり、スカンジナビア王国は宇宙に関する技術はあまり進んでいるとはいえなかった。
しかし、MSは宇宙での運用まで想定されて開発されていたため、MSに関する技術を入手したことは、そのまま宇宙で活動できる機体に関するノウハウをも入手しえたのである。
そのため、宇宙で活動する機体もMSを前提とされ、大気圏外へ突破する装置もMS用の装備として考え出された。
加速力はあるが、宇宙空間の戦闘には向いていない。加速を指示してから実際に加速されるまでの時間があまりにもかかるために、長距離移動用でしかないのである。
宇宙空間での活動時には、この装備をはずして行う。
この機体があれば、単独での大気圏突破も可能であり、実験まではされていなかったものの、月の到達はおろか、理論的には木星圏の到達まで可能であったという。
もちろん帰還のために、逆噴射による減速により大気圏突入も可能である。


この兵器は、基本的にスカンジナビア王国上の宇宙空間での活動を想定されていた。
しかし、開発終了直後にデュランダル議長による「デスティニープラン」が表明され、スカンジナビア王国は直ちに反対を表明した。
そして、レクイエムが月面アルザッヘル基地に使用され、この兵器がスカンジナビア王国に向けられる可能性が充分に懸念された。
そのため、この武装を施したダークバイキング単機による、レクイエム破壊作戦が立案された。
あまりにも無茶な作戦であるが、短期間でレクイエムに到達できる可能性がある兵器が、スカンジナビア王国にはこれしか存在しなかったのである。
この作戦内容は、実行直前に大きく変更される。
オーブの宇宙艦隊が、レクイエムに向けて進軍中であることがわかったためである。
そのため、急遽作戦変更し、オーブとの連携を行い戦闘を行うことになった。
レクイエム攻防戦では、たった一機のMSではあったが、その加速力とMS単独移動という隠密性のために、オーブ艦隊とはまったく正反対の方角から攻撃を行うことができた。
そして、ザフト軍の後方撹乱と防衛戦力の分断に成功したことが、ザフト側に残された記録や、オーブとの交信記録の結果との符合などから、後世になって証明された。
スカンジナビア王国側の記録が残っていないのは、パイロットが未帰還だったためである。


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