モノーキ

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上半身と下半身の接続2




一度完成した胴体の製作再びである。

引き出し式ボールジョイントを使って、首と胴体の可動の確保を行う。

まずは胴体の中心。上から下に大きな穴をあける。
そして、胴体を横に真っ二つに切断する(写真の状態)
切断した胴体の前後に、3mm径の穴をあける。ここに角度を変えたボールジョイントを入れることになる。

まず、写真左側、首のボールジョイントから説明する。
といっても見てのとおり、90度に曲げた引き出し式ボールジョイントである。
このパーツを背中側の穴に入れる。

こうすることによって、頭を上に向けるポーズの可動範囲がアップする。逆に頭をうつむかせる可動範囲をアップしたいのなら、胸側の穴に差し込む。

次に胴体側の軸について説明する。
これも写真のとおりだが、胴体に前に向けた90度の引き出し式ボールジョイントを接続した。
こうすることによって、胴体を前に傾けるポーズの可動範囲がアップする。逆に後ろにそらしたい場合は、背中側の穴に差し込むことになる。

ここまで読んで気づいた方もいると思うが、胸側と背中側には各穴が一つしかない。
ということは、背中側の穴を首につかったら、腰側のボールジョイントは胴体側に接続しなければならない。
どちらか一方なのだ。
例えば、ジオングみたいに思いっきり背中をそらしたいと思っても、頭、腰のパーツともに後ろ側の穴に、ボールジョイントを差し込むことはできないのだ。
もっともジオングくらいの大きさがあれば、縦に二つボールジョイントの穴をあけて、背中にそらす可動を、実現することはできるかもしれないが。

写真のように、胴体を再接着し、各パーツを接続すれば完成。

ただしこれだと、首がすかすかになってしまうので、ジャンクパーツで首を無理やり入れている。
このとき重要なのが、首パーツを接着しないこと。接着してしまうとせっかくの可動範囲が制限されてしう。

この改造で、特に効果的なのが首の可動範囲。宇宙空間などで見上げたポーズがかなり自然に取れるようになる。
逆に可動範囲が狭くなってしまうのが胴体。腰にただ棒をさすだけならフリー回転だが、引き出し式ボールジョイントにしたことにより、腰の回転範囲が狭まってしまう。腰がわずかに前後に曲げられるようになったが、それほどのメリットは感じられない。
なので、手間が掛かる上、メリットデメリットがあるため、無条件でお勧めできる方法ではないが、宇宙空間などで活躍するMSの場合などには首を大きく傾かせたいこともあるかと思うので、一考の価値はあるであろう。




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