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肩の可動化

画像の赤い部分の穴をあける。

いきなり難易度高いです。
引き出し式ダブルボールジョイントを用いて可動させます。
HGUCガンダムの肩に近い感じ。
難しかったら、ダブルボールジョイントでもいい。

まずは胴体部から。肩の可動軸に直径3mm、深さ3mmの穴を空けます。
（写真省略）

穴を空けたら、穴の胸側のほうを接する部分を基点に、胴体を真っ二つに切断するのだ。
　　　 ↓ここ
後 ［○」 前
（写真省略）

そして、胸側のパーツのできるだけ外側の部分に幅3mm深さ3mmの穴を二つ空ける。
そこにボールジョイントを通すので、背中側の穴の前面部も穴を開けておくのだ。

次に作るのは90度に曲げた、変則ボールジョイントを二つ。
サイズは短い方が5mm弱、長い方が7mmくらいかな。
長さはMSの体形にもよるので、ある程度微調整してください。
で、そこにボールをさす。そのままだとゆるいので瞬着を流し込んで五分待つ。さすれば安定して固定してくれる。

完成した肩関節はこんなイメージでつながる。
後から背中がかぶさるわけだが、
この状態のほうが可動状態を意識できて楽しいだろう。

ここまでできれば後は簡単。瞬間接着剤で胸と背中を合わせて、もとのパーツに戻せばよい。ただし関節に瞬着をたらさぬよう。

次肩側の製作。簡単3mmの穴をあけるだけ。
この穴にさきほどのボールジョイントを差し込めば肩の完成である。

以前のフルカドー計画に比べると、単純に可動範囲を比べれば明らかに肩の可動範囲は落ちている。
なんせ、昔のは真横に手を開けたんだから。

しかし、従来の方法にはデメリットが多すぎた。
手間が掛かる、メンテナンスがしにくい、壊れやすい。修復が難しいetcetc

ボールジョイントによる単純な接続にすることにより、それらの欠点を克服したのが今回の方式である。