モノーキ
混ベイ党5色ハイランダー推進委員会
 


06/09/17:追記

現在、こちらのDM vaultさんにて最新状態の5色ハイランダーを公開させていただいてます

今日は私のメインデッキ五色ハイランダーデッキを紹介しよう
と、聞いて「は?」と思う方も多いだろう

とりあえずハイランダーと聞いてなんだかわからない人のために解説すると、
ハイランダーとは「デッキにカードを一種類ずつしか入れないデッキ」のことである

ここまで聞けば多少なりともDMをかじった人なら「は?」なるであろう。
だが待って欲しい
何事もやってみてから批判をして欲しい。

まず五色デッキというものがそもそも成り立つのか?ということだ。
これが成り立つのである。
このデッキのこだわりの一つに「均等な色配分」というのがある
デッキ40枚中各色均等に8枚ずつ入っている。正確に言えば多色カードが5枚入っているので、
各色9枚ずつ入っていることになる。
9枚入っていれば、各色「タッチ〜デッキ」くらいの枚数は入っているので十分戦えるのである。
では色事故にはどう対応するのか?
ところがこれが平気なのである。
プレイングの方で詳しく解説するが、
このデッキは各色最初の一枚目の手札は、
どんなにいいカードであろうとも、マナにする思い切りの良さが求められる。
逆にこれさえ守れば、色は安定供給されるのだ。
例えば初手が「火火光青火」だったとしよう。
そうすると、最初に火文明のカードを置けば、二手三手目でマナに光青と置いても、
火文明のカードを中心に戦っていけばいいことになる
二手三手目のドローが自然や闇だったとしてもマナにしてしまえば手札は火文明のカード。
色が事故っていることにはならない。
逆に火文明を引いてもすでにマナはチャージされているので、色は事故らず戦えるのだ。
土地破壊に対しても同様である。一色や二色が潰されても残った色で戦っていけばいいのだ。
どんなカードでもマナになるというのがマジックなどと違うポイントであり、五色デッキの組みやすさ
がある。

次にハイランダーというのがポイントである
コンセプトを絞ってしまって、4枚積みしてしまうと、先ほどの例のように
手札に火が三枚あってもコストが重くて使えないなどの現象が起こってしまう。
これがハイランダーで多種のカードを入れておけば、
先ほどの火のカードのコストが、2と3と5だったとしたら、序盤は重めの5マナをマナにして、
2マナと3マナのカードを中心に戦っていけばいいのである。

こんなデッキでコンセプトが絞れるのか?
という疑問が出てくるのは当然であろう。
逆説的ではあるが、このデッキは「コンセプトは絞らない」というのが正解である。
手札に来たカードを見て毎回戦うコンセプトを変えるのである。
デッキ構築時に、コンボなどは基本的に狙わないほうがいい。
コンボは来た手札から偶然発明するのである。
ただ、各カードの負のシナジーを発生させないため、汎用的に強いカードばかりのチョイスが多くなってしまうというところが、
ちょっとデッキとして欠点ではある。
このデッキの初期の頃はもっといろんなカードが入っていたのだが…
 

次にこのデッキを製作する上でのメリットを紹介してみよう。
ポイントは二つ

安く構築できる
殿堂ルールを気にしなくてもいい
常に可能性が残されている

安く構築できるというのは大きい。
なぜ安く構築できるのかというと、各カード一枚しかデッキに入らないので、
自分の持っているカードで強いのを選んで投入していけばいいからなのだ。
今まで一枚しかもっていなかったため、デッキを構築しにくかったカードにも充分な使い道ができる。
またこのことはコモンアンコなどにも言えて、
筆者のような、1弾につき1BOX、多くても2BOXしか買わないような人にとっては、
コモンを四枚集めるのさえ結構大変だ。
数パックしか買えないお子様ならなおのことであろう。
だが、一枚だけ集めるというのならなんとかなるのではないだろうか?

次に殿堂ルールを気にしなくて言いというのがある。
なぜなら、最初からデッキに一枚しか入れないというルールのもとで構築されているのだから、
一枚制限になろうと関係ないのだ。
筆者はアクアンが殿堂入りしたのをしばらくしらなくて、放置していたが問題はなかった。
ちなみにこのデッキでもアクアンは優秀で、5枚中2枚は白黒カードの計算になるので、充分手札の補充にはなるのだ。

最後に常に可能性が残されているということ
普通のデッキはコンセプトを絞って構築するために、どうしてもそれが崩されると弱いという欠点があった。
しかし、様々なカードを入れておくことで、どんな状況になっても逆転の目が残されている可能性が高くなった。
これは結構大きいし、逆転勝ちは気持ちいいものだ。
 

さてこのデッキのメリットがわかった上で、次は実践編。

まずデッキ構築のポイントから説明していく、
基本的には自分のお気に入りのカードをデッキにぶち込んでいくだけでいいのだが、いくつか注意する点がある。
各色ともバランスをほぼ同じにすること。
個人的には几帳面なので一枚の誤差もいやなのだが、できるだけ各色均等枚数になるように努力すべきである。
そうでなくても一色ごとの枚数は結構厳しいので、赤が好きと赤を多めに投入してしまうと、他の色が死んでしまい、ただのマナ専用カードになってしまう恐れがある。
筆者みたいに馬鹿几帳面でなければ完璧な均等は崩してもいいかもしれないが、崩すにしてもせいぜい1,2枚にしておくのが無難であろう

ハイランダー
ハイランダーにすることで、手札に幅が生まれ、戦略に幅が持たせられるのはすでに述べた。
しかし、これもこだわりなので、ある程度は二枚積みなどはしてもいいと考える。
筆者ですら、このデッキ最強カードのエリクシアは二枚積みしたくて仕方がないが、我慢している。

投入するカードで注意するべきことは、汎用性が高いことである。
ある特定状況下でしか効果を発揮しないカードは、状況がどうなるか読みにくいこのデッキでは使えるシーンも減ってしまうであろう。

単色でみてもある程度のマナカーブがあることが重要である。
マナカーブとはなんぞや?というのは他のサイトを検索してもらえばわかると思うので、ここでは割愛。
初期手札が5枚とも違う色というのは、確率的にめったにありえないので、必ず色が偏ることになります。
そのとき、重い呪文ばかりだと、序盤に何もできずに殴り殺されることになります。
各色とも2,3マナ圏の呪文、クリーチャーも入れておきましょう。

多色カードでコストが2や3マナのカードはできるだけ避ける。
多色カードは強力だが、コストの低いカードはあまり有効ではない。
なぜならコストの低くて強いゴンタなどは、序盤に安いコストを利用して出せば強力なのだが、
序盤から多色クリーチャーが手札に来ている状態で、必要な二色がそろう確率は低い。
後半に手札に来ても4000では少しパワー不足だ。
ドローが強化されているデッキなら、他にコストの安いカードと組み合わせて使えば損はしないだろうが、
多色カードはある程度コストの重い切り札的カードにするのが得策である。

コストの低いカードは後半来ても使い道のあるカードにしておく。
コストの低いカードが入っていないと、デッキが回らなくなるが、
デッキの性質上どうしてもある程度スロースターターになってしまうので、
切り札を使い切った後に手札に来られても、どうしてもカードパワー不足になる
例えばクリティカル・ブレードのように後半に来ても使い道のあるカードを選択するのがデッキの強化につながる。
 

次にプレイングのポイント。
このデッキのプレイングのポイントは序盤のマナチャージと言っても過言ではない。
さきほども少し述べたが、例えどんなに良いカードであったとしても、各色の最初の一枚目はマナゾーンに置く勇気が必要だ。
逆にこの原則さえ守れば、五色デッキのくせに色に困ることはない。
色さえ補充してしまえば、後は各色の強力なカード達がデッキをサポートしてくれるので、展開は非常に楽である。
しかし、その性質上速攻には弱めなので、S・トリガー魔法は多めにつんでおいた方が良いと思う

予断だが、こう考えてみると、このデッキに必須と感じられるコートニーは実はさほど必要ではない。
コートニーが入っていると、かえってマナゾーンのマナが偏ってしまって、コートニーが除去されたときに身動きがとれなくなってしまうのだ。
ただエリクシア、地脈の超人はデッキコンセプトと相性が抜群なので、ハイランダーというこだわりを
捨てるのならば、
二枚積みしてもよいかもしれない。
 

まぁ、ボルバルザークが猛威をふるっている状況にメタとして対応できるのか?
というとちょっと疑問だが、大きな可能性を秘めているデッキであるのは間違いないと思う。
デッキの色物具合に閉口せず、ちょっと作っていじってみて欲しい。
DMの新しい可能性が見えてくると思う。
ハイランダーを崩して、速攻エリクシアデッキとか作ると結構いけるかも。

とここまで偉そうに述べてきたが、最近作った速攻デッキやバウンスデッキとのテスト対戦で、勝率が落ち目である。
ちょっと自信がなくなってきた。
 

では最後に常に進化し続けるこのデッキの現在系を紹介しよう。
「このカードを入れたらいいのではないか?」
「このカードは抜いた方が良い」
などの意見があったら大歓迎である。

あわせて、「デッキ分析シート」のコーナーのサンプルもこのデッキなので、色の配置、マナカーブなども参考にしていただけると幸いである。
 
コスト 種類 名前 種族 パワー 能力
1 3 クリーチャー 機械人形ガチャック デスパペット   ターボラッシュ
1 2 呪文 クリティカル・ブレード     S・トリガー
1 3 呪文 ロスト・チャージャー     チャージャー
1 4 呪文 スケルトン・バイス      
1 4 呪文 死の宣告     S・トリガー
1 5 呪文 チェイン・スラッシュ      
1 6 呪文 デーモン・ハンド     S・トリガー
1 闇水 4 クリーチャー 冷徹のソーダライト スピリット・クォーツ 4000 サイレントスキル
1 2 クリーチャー ピーカプのドライバー ゼノパーツ 1000  
1 4 クリーチャー 銃神兵ディオライオス アーマロイド 4000  
1 2 呪文 ボルカニック・アロー     S・トリガー
1 2 呪文 クリムゾン・ハンマー      
1 3 呪文 幻竜砲     S・トリガー
1 5 呪文 トルネード・フレーム     S・トリガー
1 6 呪文 バースト・ショット     S・トリガー
1 火闇 5 クリーチャー 腐敗勇騎ガレック ゴースト
ヒューマノイド
2000  
1 2 クリーチャー 碧玉草 スターライト・ツリー 3000 ブロッカー
1 2 クリーチャー 鎮圧の使徒サリエス イニシエート 3000 ブロッカー
1 3 クリーチャー 時空の守護者ジル・ワーカ ガーディアン 2000 ブロッカー
1 3 クリーチャー 翡翠樹 スターライト・ツリー 4000 ブロッカー
1 5 クリーチャー 雷鳴の守護者ミスト・エリス ガーディアン 2000  
1 6 クリーチャー 聖断の精霊エリクシア エンジェル・コマンド 1000  
1 6 呪文 ホーリー・スパーク     S・トリガー
1 光自然 4 クリーチャー 霊光の化身 ミステリー・トーテム 5000  
1 自然 2 クリーチャー ラブ・エルフィン ツリーフォーク 1000  
1 自然 3 クリーチャー 青銅の鎧 ビーストフォーク 1000  
1 自然 4 クリーチャー 地脈の超人 ジャイアント 1000  
1 自然 6 クリーチャー 呪紋の化身 ミステリー・トーテム 6000 W・ブレイカー
1 自然 3 呪文 母なる大地     S・トリガー
1 自然 4 呪文 ソイル・チャージャー     S・トリガー
1 自然 6 呪文 ナチュラル・トラップ     S・トリガー
1 自然火 7 クリーチャー 無双竜機ボルバルザーク アーマード・ドラゴン
アース・ドラゴン
6000 スピードアタッカー
ダブルブレイカー
1 2 クリーチャー エメラル サイバーロード 1000  
1 3 クリーチャー アクア・ハルカス リキッド・ピープル 2000  
1 4 クリーチャー アクアン サイバーロード 2000  
1 6 クリーチャー アクア・サーファー リキッド・ピープル 2000 S・トリガー
1 2 呪文 スパイラル・ゲート     S・トリガー
1 3 呪文 エナジー・ライト      
1 4 呪文 サイバー・ブレイン     S・トリガー
1 水光 6 クリーチャー 陽炎の守護者ブルー・メルキス ガーディアン 8500 W・ブレイカー



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